津南町 久保田さま  

「三回建てないと気に入った家にならない」という話もあるが62歳にして二回目の家は「たかもくの家」にした。   前の家はまだ若かったせいで相手を信用し、構造的な注文はしなかったためか最初からガタガタする家で階段の上がり下がりや少々強い風が吹くとぐらぐらし大きな地震がくればどうなるのかという不安な思いで三十年暮らしてきた。 そこへ三年前の中越地震、なんとか潰れずに済んだものの机やテーブルの上の丸いものが止まってないくらいになりいよいよこんな家に住んでいられないと翌年建替えに踏み切った次第である。その時の思いが見栄えや快適さは二の次、とにかく家は丈夫が基本ということだ。
今回一番気に入っている点は寒暖の差の少ないたかもくの家でオール電化の衛生的で快適という環境面の良さや光熱費は以前より経済的なこともあるがそれよりもTIP構法という地震や風に強い丈夫な造りになっていることが何よりだ。
坪数も外形も豪邸とは程遠いシンプルな家だが三回目は建てなくてもこれで十分だと思っている。