津南町 高橋さま  

家をつくることでまず考えたのはどういう構造の家にするかという事でした。今までの家は冬、暖房がついていない所は寒く、特に朝は起きるのがつらい状況でした。また夏は2階は暑く、夜でも寝苦しい思いをしていました。 最初は高気密・高断熱の家を単純に考えていたのですが、外断熱換気工法に出会い大変幸運であったと思っています。夏は涼しく、冬は深夜電力を利用した蓄熱式のストーブにした為、家全体が寒くなく大変快適な生活をしています。また以前に津南地区で地震があった為、地震対策には特に気を使いました。割と地盤は悪くなかったのですが、地盤改良を行い、1階の車庫をコンクリートでスラブ構造とし、壁も強固なパネルにして梁などにも金属の筋交いを入れました。中越大地震の時、ちょうど建築中でありこれから壁を塗ろうという段階だったのですが1回目の地震の後、様子を見に中へ入っていた時に2回目の大きな地震に遭い揺れたものの全く被害はありませんでした。 やはり家の基本である構造をしっかりつくる事がいかに大事であるか認識させられました。